登山
記事は後日書きます。申し訳ございません。
... というわけで現在、後日となりました。
体力の限界、というか 4日間で 3つの山に登るという急激にきた私の中の登山ブームにぐったりで身体が追いつきませんでした。いつもより多めな写真でおおくりしたいと思います。
10月13日 木曜日、円山八十八ヶ所 山頂から。標高 225m ?
そもそも取引先 (from TOKYO) の方が朝からちょっと登ってみた、というお話を聞いたところから興味がわいた登山。その直後、facebook でも登っている方が。これはなにか、ぜひとも行ってみたい、今。となったのが午後 15:00 過ぎ。駐車場の事前情報は円山動物園がナイス、とのことだったのでさっそく動物園へ向かう。
30 分とたたず着いたところ、いきなりの閉鎖看板。動物園は現在の開園時間 16:00 まででそれにともない駐車場は早々に閉める、とのこと。手前に見えてた球場の影に駐車場があったのでそこに停める。ここは 17:30 まで。コインパーキングなのに 17:30 までとはどういうことか。現在、15:40 過ぎ。間に合うのかコレ。セブンイレブンでポカリ的なの買って、登り口どこなのか教えてもらい足早に行く。
結果、登りは山頂まで 25分。全然余裕 (時間的に) となりましたが、なかなか危険なものがある、と思いました。踏み外したらアウト、っていうところが多く結構ハラハラ。時間も微妙ですれ違う人は少なく、お地蔵さんの方がはるかに多かった山でした。
季節的に虫もほとんどいなく、夕焼けになっていく瞬間が見れましたが、それをこの場で見きってしまうと本格的に危ないので早々に下山。一般的には下山の方が早いようですが、私の場合、昔の右足一本もれなく骨折体験により下山の方がはるかに苦戦。段差よりも下りの坂がもっとも苦手。薄暗くなりつつある山を後にしました。
10月15日 土曜日、三角山 山頂から。標高 311m。
すっかり登山、いい...。と静かなブームがキて近場で低めのところを探して発見。
朝から行ったので登山の方々が多め。ふもとの駐車場が一台分しか空いておらずギリギリ。スキーのストックがぶらぶら。無料貸し出しっぽい。ちょっと登るとこぶし平、っていうところでいきなり開けてそこが一番広かった。途中ルートが分かれて迷わせようとしてくるのが危険。左に曲がると険しいけどわりとすぐ山頂。山頂のスペースのなさと人の多さにクラクラして鼻血。すぐさま下山。帰りは別ルートにしてみようと、哲学の道...だったか。そっちの方から下りてるとわりと緩やかに再びこぶし平、ここまで来るとあっという間。
この木の根が階段みたいになってるのがなんだか申し訳なくて極力、足の力を抜いて登らせてもらう。
木の生え方がすごい自由。プレッツェルみたい。ぐじゃぐじゃ。
たまに足ひっかけてやろうみたいないたずらな根っこがあります。
狙い過ぎて密集し過ぎ。バレバレである。
10月16日 日曜日、藻岩山 山頂から。標高 531m。
さらに登山熱は増し、標高ちょっとずつ上げての藻岩山。日曜日の昼前ということもあり駐車場は満車、15分ほど並ぶ。旭山記念公園ルート、熊出没注意の看板が多め。5 ルートあるそうですが、ここは 2番目に長いルートと現場の看板で知る。マジか。前回、前々回、と一応リュック背負ってたもののまったく使用することもなかったので今回は手ぶら。首から下げたカメラとタオルだけ。山頂に自販機あり、とのことで飲み物も持たず。これは軽装にもほどがあると知ることとなりました。熊よけの鈴も登山の方々の8割はされていたのでなんとなく離されないように鈴のついたおじさんに着いて行くことに。
序盤からわりとキツい。鈴のおじさんはあっという間に見えなくなり、なるべく自分のペースを保ち登っていく。かなりの人とすれ違ったり追い越したり追い越されたりしましたが、リュックを背負っていない人間は私だけでありました。通気性のよさそうなマウンテンな装備の方々がほとんど、というか全てで私はネルシャツに薄手のベストは着ていたものの、"ROAD KILLERS"というヘルメットかぶったおっさんの丸いワッペンのついたもので完全に春先のバイク乗りファッションで場違いな雰囲気を醸し出しておりました。
傾斜がけっこうキツく、見通しの悪い上の木の影から突如白と黒の獣が現れて、おぉっ!と思うとそれは大きい犬で普通に山の中を飼い主の方とともに散歩中なだけであり、なんとも紛らわしかったのでありました。
前回、前々回と違うのはわりと登山道の全体が木陰で日差しは少なめにもかかわらず気温が高く蒸しっとしたところが多め。幼い頃、屯田の公園のとなりの原生林に秘密基地を作った時のような空気感。あの時、背丈に近い草の中を走って道路に出たらとんでもなく大きなクモが Tシャツについてて、ギャっとなったなと思い出しながら写真を撮ってたらカメラのストラップに見慣れない模様が。それはリトルカミキリムシといった感じの虫でストラップの裏からデコピン。山にお帰りいただきました。
登りにもかかわらず、本気な下りがあったりとなかなか手強い道のり。土、泥、岩、砂利と道のバリエーションも豊富でなかなかヘヴィ。汗の量も半端なく、うっすら頭痛がしてくるくらいでフラフラになりながらも登る。馬の背付近みたいな看板はあったものの結局どこが馬の背だったのかわからないまま、人工的な建物が見えて来てなんとそこが山頂。
山頂は車でも来れることもあり、すっかり観光スポット。広いしベンチもあるしでさっそく休憩。整備されまくってる山頂に、求めてるのはこういうんじゃないんだよなーと思いながらもひたすら休む。自販機でポカリ、時間をあけて 2本飲んで下山。
下山中、小さな姉妹が道を譲ってくれたのでお礼を言って追い越して歩いてると後ろからその姉妹の会話で『帰ったらボブのお世話をします。』と聞こえてくる。けっこうな道のりで大変なのに帰って犬のお世話するなんてえらいなー、となんとなく思っていると間髪いれずに『ワンちゃんのお世話もします。』と。え、ボブ、犬じゃないの!?ボブって何者!?となりました。
その後もペース保って下ってたら後ろからけっこうなスピードで何かがリンリン追っかけてくる音がしてヤバいのか、熊なのか、と思ったものの激しい鈴の音とともに駆け下りていく人間の方でした。熊は鈴つけないわな。トレイルランニングのマナーがどうのっていう看板があったのでたぶんそういう方なんだろうと勝手に納得。看板に書いてあることは起きるもので。昔、東京で新聞の集金中に『ひったくりにご用心』という看板のある道で本当にひったくられそうになったことがありました。過去の思い出がやたらとめぐる登山道。
そんなこんなで無事に下山。登り 69分、下り 77分。休憩での山頂滞在 30分。
まだまだビギナー。この藻岩山登る前は手稲山、恵庭岳が気になるなどと思っておりましたが、身の程知らずも甚だしい、もっと鍛えて装備もきちんとしないと絶対無理だなと実感。短期間でものすごくいい経験になりました。
着いたらまさかの長い行列。わりとスムーズだったので待つ。
木なのか岩なのかはっきりしてほしい。
大丈夫かコレと心配したところで救えるサイズではないひっくり返ってしまった木の根。
迫力ある影の部分が丸見えでした。
ちょいちょい見えてた札幌の街並みが開けて見える地面が砂のようなスポット。
ここでカメラのストラップに虫がいたことに気づく。
山頂のカラス。やたらフレンドリーというか距離近過ぎ。
標高が少し高いのが関係しているのか紅葉が綺麗でした。それにしても木の生え方、伸び方が自由。まっすぐじゃなくても良い、日の当たる方に伸びるのみ、といった趣。
葉っぱみたいな木。これ、頭上でした。
紅葉の始まり。いい季節に登ったかも。これも頭上。
札幌、なんとなく煙ってます。
なかなか黄色い森。枯葉のところが登山道。全体的に狭目。
いきなりの成長の方向性の違いからか、早々に二手に分かれた木。
階段と見せかけて罠、という高度な木の根のいたずら。もっと引いて撮りたかったのですが、スペースなく。階段が何段も続いて突如木の根、再び階段、というトラップ。
何かの生き物に見える木がヌボーっと横から出ています。前足がキュート。
おまけ
レゴのハイカーも立派なリュック背負ってます。地図にコンパスと本格的にもほどがある。
OLYMPUS E-PL6、単焦点レンズ。ストラップは私の大好きな souldier。これ楽器用のストラップなのでヘラマンタイトンで毎回つけたり切ったり。つけなかったり。裏地はシートベルト素材でタフ。んでカラフル。Owls / Blueです。
遭難した時を考えて袖口には私のイニシャルを。嘘です。このインナー、着心地と保温性は抜群で昔から本当に好きなのですが、吸水性はさほどなく汗をかく時期の登山にはあまり向かないことが判明しました。身体冷え冷え、帰りの車内でぐったりの図。
ROAD KILLERS !!
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
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