GALLERY 更新しました
Live & Bar Freedom のマスター、野口 勝 様のボードです。
製作は 2014年 6月、江別にある店舗で打ち合わせを重ね、現地製作させていただいたものです。写真は同年 8月に maLekko PHASE を追加した時の写真になります。今現在、あらためて見るとやり直したいところはありますが、ヘルニアエフェクトボードデザインの原点であり、大変思い入れのあるボードです。
エフェクターボードは ARMOR PS-1C、サイズは 701 x 371 mm、内寸の高さは 90 mm です。
信号の流れは LINE6 RELAY G50 から CAJ in and OUT / INPUT → CAJ in and OUT / EFFECT SEND → ERNiE BALL VOLUME PEDAL JR. → ROGER MAYER Vision Wah Classic → xotic Ep-booster → KLON KTR → FREE THE TONE ARC-53M / HTS IN へ。ループ内は LOOP 1 : xotic BB-preamp Andy Timmons LIMITED EDITION、LOOP 2 : JACQUES MEISTERSINGER、LOOP 3 : maLekko PHASE、LOOP 4 : maLekko EKKO 616 ANALOG DELAY、LOOP 5 : strymon blue sky が入っています。FREE THE TONE ARC-53M OUT-5 から CAJ in and OUT / EFFECT RETURN へ戻り、CAJ in and OUT / OUTPUT からアンプへつながります。TUNER は CAJ in and OUT / EFFECT SEND から HardWire HT-2 Chromatic Tuner に接続。
電源周り、パワーサプライは FREE THE TONE PT-1D です。AC 電源部は 上部左から FREE THE TONE PT-1D / 12V、ARC-53M / 12V、xotic Ep-booster 用に Jim Dunlop ECB-004M / 18V、側面は strymon blue sky / 9V の純正アダプターです。その他のエフェクターは DC 電源部から供給、パワーサプライからだけでは DC 電源がひとつ足りず、JACQUES MEISTERSINGER に電源供給がついているのでそこからもひとつ供給しています。
配線周り、ケーブルは CUSTOM AUDIO JAPAN GUITAR CABLE、プラグはすべて switchcraft、ハンダは Kester #44 を使用。
このボードはこれまでの GALLERY に掲載させていただいてきたものと異なる点があります。
打ち合わせ後は図面に起こして位置決めをします。それを元に組み込み直前に実際に並べて確認していただいたところ、ひとつ問題が起きます。通常、エフェクトボードを製作する時は直列で並べた順番を想定して位置を出していきます。この場合、基本的には右から左へ流れる設置になります。今回、FREE THE TONE ARC-53M を導入するにあたってダイレクトモードで使用する、ということでしたが FREE THE TONE ARC-53M の LOOP スイッチの順番は左から始まります。そうすると左から1、2、3、4、5、と並ぶスイッチャーの LOOP スイッチに対して図面に起こしたエフェクターの並びは 5、4、3、2、1、上に見えている分、使う時に混乱するかも、と急遽設置をやり直し、エフェクターの並びを反転させております。本当に直感的に使用する場合、混乱しないようになっています。午後 16 時頃に現地到着、完成は午前 0 時過ぎでした。
東京の専門学校で知り合い、その数年後に札幌で偶然再会するという不思議な縁でつながっています。
野口くん、本当にいつもありがとうございます!
彼の人柄、お店の雰囲気、お酒、食べ物、どれをとっても激しくおすすめです。お近くの方も、お近くじゃない方もぜひ一度行ってみていただきたいお店です。どうぞよろしくお願いいたします。
マスター、チェック中の図 (笑)
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