178 Cable 製作中
先日、ケーブルを作る日のはずがどういうわけかホーマックにおり、板と 2x4 材を買っていました。ケーブルを作る日のはずができたのはケーブルではなく完全に棚であり、作業スペースが以前より広く、高く取れるようになって大変快適になりました。私が。
なかなか時間が取れず、製作が遅れておりますが、本日 4本製作いたしました。
例によって製作中の画像はありませんが、製作になくてはならないモノを載せてメイキングとさせていただきます。製作直後は集中力が品切れになります。写真撮影などもっての他で、気味の悪い角度になってしまいました。
右 : ケーブル製作ウッドボーイです。現場で作業することが多かった 3年ほど前に手頃なこの角材を持ち歩いてどこでもハンダができるようにしておりました。一面は長年の使用で焼けただれてかわいそうです。横の大きい方の穴はポットのシャフトのサイズになっており、ポットの下処理ができるようになっております。小さい方の穴も私が開けたものですが何に使えるかわかりません。写真の上側には後付けでジャックプレートがついています。普通にインプットできますが、音が変わるわけもなく、うんともすんともいいません。実際には奥までさすことは少ないですが、プラグを途中までさしてハンダづけしやすいようになっています。ムダにゴールドパーツなところがポイントです。コレがないとその辺の机が焦げます。
左 : chrome hearts ZIPPO。収縮チューブ加工時に使用しています。厚みがあるのでわりとどこでも立ってくれるので大変重宝しています。私が製作した収縮チューブのついているケーブルの大半はこの ZIPPO の炎によるものです。万年筆同様、インクやオイル、そういう液体を足すことで半永久的に使える道具が私は好きです。
この組み合わせで現時点で 400本以上製作してきました。
今日は 4本ですが (笑)
- 追記 -
さらりと触れておきます。
ピンボケもいいところですが、今回もっとも作ってみたかった BELDEN 8428。
ケーブル自体が太く、硬めですが BELDEN なので使ってるうちにいい感じにこなれてくるはずです。レンジが広くダイナミック、大暴れな感じもあり、次回ライブがある時はコレでいこうと思いました。期待通りです。中の太めの糸はともかく、ポヤポヤの糸は処理が大変。
moGAmi 2524。これは手触りからしておや?と思いましたが剥いてみてわかりました。初めて製作しましたが、初めて加工する感触ではなく。あんまり書かない方が良さそうです。
フラットで楽器の素の音が出る、とても良いケーブルだと思います。好きなタイプです。
BELDEN 8412。定番どころでも製作してみました。今回の 4本の中ではちょっとハイより、ダイナミックにざっくり、ギャッ! とくる感じは好きですが、私は 8428 の方が好みでした。中の普通の糸はともかく、ポヤポヤの糸はやはり処理が大変。
OYAIDE QAC-222G。安定したレンジで音が速い。小さい音量のアンプでも心地良い音色です。
以上です。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
0コメント