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札幌市、S 様のボードです。製作は 2015年 10月です。

エフェクトボードは ARMOR PS-1C、サイズは 701 x 371 mm、ARMOR 市販サイズでは

もっとも大きいタイプです。単体直列でもスイッチャー導入にも対応できるボードです。

信号の流れはギターから CAJ in and OUT / INPUT → CAJ in and OUT / EFFECT SEND → Suhr Koji Comp → MXR TEN BAND EQ → xotic Ep-booster → BOSS OD-1X → OKKO DOMINATOR → strymon TIMELINE → strymon Big Sky → CAJ in and OUT / EFFECT RETURN → CAJ in and OUT / OUTPUT からアンプへ接続されます。チューナーは KORG pitchblack、CAJ in and OUT の 2つある EFFECT SEND から接続しています。

strymon TIMELINE には strymon MULTI switch が接続されています。通常、strymon TIMELINE は TAP スイッチの長押しで LOOPER モードに入りますが、この MULTI switch を接続することで MULTI switch のスイッチは左から REC/DUB、PLAY、STOP とダイレクトに LOOPER 操作が可能になります。激しく便利です。

通常の TIMELINE 本体の TAP 長押しで LOOPER モードに入った場合、本体側は通常の LOOPER 操作で、MULTI switch はスイッチ左から REVERSE、HALF SPEED、UNDO/REDO と 6 ボタン LOOPER に変化します。よりライブ向け、よりトリッキーにご使用いただける 3つの隠し機能が使用可能になります。激しく便利です。

また、strymon MULTI switch は TIMELINE だけではなく、strymon の大きいサイズのエフェクター、MOBIUS や Big Sky でも上記内容とは別の機能追加としてご使用いただけます。通常本体 2つのボタン同時押しの BANK UP / DOWN 操作が MULTI switch の右と左のボタンでそれぞれ操作可能になり、通常 2つ (Big Sky のみ 3つ) のボタンで行う BANK 内の切り替え (Big Sky のみ A、B、C。TIMELINE、MOBIUS は A、B) も MULTI switch の中央のボタンで順番に切り替わるようになったりと、大変便利になります。

通常よりもペダルの説明が長いものがあった場合、私も欲しい、というメッセージが隠れています。

電源周りは Noah'sark AC/DC-1 ですべて供給しています。

配線周り、ケーブルは CAJ x KLOTZ Patch、プラグはすべてswitchcraft、ハンダは KESTER #44 を使用して製作しております。

ARMOR のエフェクトボードは NB、NB+ 品番以外、ボードを立てた時、下へ向かうにつれフチが塀のように上がっていきます。多くの場合、パカッと開けた時にそのまま使用できる向きにすることが多いのですが、この塀のようなフチのため、左上の端に設置したいパワーサプライの電源コードがフチの塀に干渉する場合があります。干渉する場合はパワーサプライをかさ上げしていますが、このボードは手前に塀がくるようになっています。このボードの上下の向きは組み込み前の打ち合わせで決めています。

S 様、いつもありがとうございます !!