ネジについて
ネジのしめかたについてです。経験上、意外に知られていないように思い、記事にしてみました。
バイクのミラーに逆ネジのものがありますが、基本的にネジは右にまわしてしめるものが大半です。右にまわしてしめるネジの場合、しめる時にはネジをネジ山に当ててからしめる方向に対して逆方向に回します。
すると、コツンと当たりがあり、ネジが少し沈みます。このコツンがネジとネジ山とがかみあったサインですので、ここからは右方向、しめる方向へまわしていって大丈夫です。
ボルトオンのネック、裏のキャビティパネルを開ける時など、楽器は基本的に木材に木ネジで固定されているものが多いので、ネジとネジ山をきちんと合わせてからしめこまないとあっという間にネジ山がつぶれてダメになってしまいます。ネジをしめてもしめても底の部分で永遠に回り続ける、または緩める方向に回してもネジが上がってこなくなってしまいます。
とくにトラスロッドカバー、ヘッド裏のペグの固定ネジなど、小さく短い部分ほどネジ山はつぶれやすいので調整、交換時は注意してしめてください。
エフェクターも同様です。電池交換時に裏蓋を開けなくてはならない場合、開ける時はスムーズでもしめる時、異常に硬かった経験ありませんか?金属のネジ山が合ってない場合、力まかせに締めこまず、一度外して逆方向に回してサインを聴いてからしめこんでみてください。
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