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札幌市、Y 様のボードです。製作は 2014年 3月、記念すべき FREE THE TONE ARC-53M を初導入させていただいたボードです。このスイッチャーを扱うために何度も FREE THE TONE 様とお話させていただき、うまくタイミングが合い札幌で講習を受ける機会が得られました。FREE THE TONE 様、ご関係者の皆様、そして Larry Carlton 様、本当にありがとうございました。その日は興奮し過ぎてジャケットの肩部分が破け、安全ピンでとめてました。私の趣味のガチャガチャではフルーツゾンビが発売された時期でした。
エフェクターボードは PULSE EC08 です。800 x 400 mm のサイズですが、大きな決め手は内寸の高さが 100 mm ある点です。tc electronic NOVA SYSTEM は高さが 87mm と 内寸 90mm のARMORではマジックテープ分を入れると当たってしまうためこちらを採用させていただきました。
信号の流れはギターから FREE THE TONE JB-21、xotic XW-1、xotic Ep-booster から FREE THE TONE ARC-53M のHTS IN へ。スイッチャー内は LOOP 1 に VFE THE SCREAM!、LOOP 2 に xotic BB-preamp、LOOP 3 に OKKO DOMINATOR、LOOP 4 に Fulltone FULL-DRIVE 2 MOSFET、セパレートの LOOP 5 は今回使用しておりません。TUNER には tc electronic polytune 2 BLACK LIGHT を接続。FREE THE TONE ARC-53M の OUT から tc electronic NOVA SYSTEM へ、そこから再び FREE THE TONE JB-21 へ戻ります。tc electronic NOVA SYSTEM は FREE THE TONE ARC-53M と MIDI 接続されています。
電源周り、 FREE THE TONE PT-2、MXR dc brick です。FREE THE TONE PT-2 は AC 電源が 4 口のタイプで左から MXR dc brick (DC18V)、 FREE THE TONE ARC-53M (DC12V)、xotic Ep-booster用に One Control RPA-1000 (DC18V)、側面から tc electronic NOVA SYSTEM の電源を供給、MXR dc brick はその他のエフェクター用ですが、こちらのサプライは 18V 供給が 2 口ありますので、18V 対応の VFE THE SCREAM! と Fulltone FULL-DRIVE 2 MOSFET に使用、他は 9V 供給です。
配線周り、シールドは CAJ Guitar Cable、プラグはすべて switchcraft、ハンダは Kester #44 を使用。
何度かペダルの入れ替え、配置の入れ替えがありましたが、2015年 8月に製作させていただいた現在の画像が最新です。
このボードの操作の中心はスイッチャーです。xotic Ep-booster はゼロで常時 ON、Fulltone の BOOST スイッチとワウを除く操作がすべてスイッチャーで可能になっており、エフェクター本体で直接 ON/OFF 操作しないため、VFE THE SCREAM!、xotic BB-preamp は奥の位置でボードにベタ付け、中間の Fulltone FULL-DRIVE 2 MOSFET、OKKO DOMINATOR、tc electronic polytune 2 BLACK LIGHT は一段高くなっており、配置スペースをかせいでいます。段差づけができる点も PULSE ならではのメリットでもあります。
この Hell Near Effect Board Design が私の頭の中にしかなかった頃から掲載許可をいただけていたうちのひとつで、大変思い入れのあるボードです。Y様、いつも本当にありがとうございます。
初めの頃です。電源は FURMAN SS-6B、電源コード部分は長さをカット、コンセント部分はホスピタルグレードのものに交換させていただいておりました。ジャンクションボックス導入前ですので INPUT は xotic Ep-booster、OUTPUT は tc electronic NOVA SYSTEM からになっております。OKKO DOMINATOR 以前はディストーションに Leqtique 9/9 が入っておりました。
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